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棟近 雅彦

MUNECHIKA MASAHIKO

​E-Mail:

munechika@waseda.jp

​住所:

〒169-8555

​東京都新宿区大久保3-4-1

早稲田大学創造理工学部51-14-12

​棟近研究室

研究テーマ

クオリティ(品質)がよいとは、「要求との合致」であり、製品、サービスはもちろん、データ、文書など、人間の活動により得られる産物には全て品質の良し悪しが考えられる。
当研究室では、これらの産物の品質を高めるために有効な技法、概念の開発、改良を目指している。

  1. 品質管理手法:感性品質,設備管理,品質表,要求品質工学,ソフトウェアの品質管理

  2. 統計手法:工程能力評価、曲線、時系列データの解析、実験計画、回帰分析、多変量解析、探索的データ解析

  3. 医療の質保証:医療過誤の防止、臨床化学検査データの精度管理、病態判別

所属学会

  • 日本品質管理学会

  • 日本経営工学会

  • 日本臨床化学会

  • 医療マネジメント学会

  • 日本感性工学会

  • 日本医療・病院管理学会

  • 医療の質・安全学会

経歴

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1982年 東京工学部反応化学科卒業

1987年 同大学大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)

​    同大学工学部反応化学科助手

1992年 早稲田大学理工学部工業経営学科

                (現経営システム工学科)専任講師

1993年 同助教授

1999年 同教授

受賞歴

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1986年10月 日本品質管理学会論文奨励賞

1998年11月 1998年日経品質管理文献賞

2006年11月 2006年日経品質管理文献賞

2008年11月 2008年日経品質管理文献賞

2010年11月 2010年日経品質管理文献賞

2012年  8月 最優秀文献賞(Best Paper Award ANQ2012)

2015年10月 平成27年度工業標準化事業表彰・経済産業大臣賞

2015年11月 2015年日経品質管理文献賞

2016年  9月 科学研究費助成事業審査員表彰(日本学術振興会)

2017年  6月 早稲田大学ティーチングアワード 2016年度春学期
      科目名:実験計画法(早稲田大学)

2022年10月 一般財団法人日本科学技術連盟デミング賞委員会
      デミング賞本賞

担当科目

経営システム工学入門実験B
(学部1年)

生産の基本的は仕組み、生産における経営システム工学のテーマ。 経営管理の基礎、起業から経営体の管理の基礎を実験を通じて体得。 経営システム工学科の指向する方向並びに教育・研究の範囲を認識する事を目的としている。 内容は、生産とは何か、そこで考慮すべき納期・品質とは。 起業と管理。ロボットを用いた自動化からなっている。

生産システム工学実験A
(学部2年)

生産管理、品質管理、施設管理などに関連して、生産システムにおいて典型的に現れる諸問題の特性と それらの解決のアプローチを、モデル化、数値計算、シミュレーションなどを通じて理解することを目的とする。 具体的には、物の流れの計画、制御、分析の観点から生産システムをとらえた事例を扱う。

経営システム工学演習(ゼミ)
​(学部3年)

先輩の論文の発表を毎週聞き、今後の自分の研究について考えていく。 先輩の研究概要を聞いた後、自由に分からないことを質問して、有用な時間にしよう!

経営品質マネジメント
​(大学院)

品質を中心にした経営マネジメントシステムであるTQM(Total Quality Management:)を詳細に 解説する.また,TQMの表彰制度あるデミング賞と米国の国家品質賞であるマルコムボルドリッ ジ賞の評価の枠組みについて解説し,両者の類似点,相違点を議論する.

プロジェクト研究演習B
​(大学院)

ある特定の商品を想定し,市場分析,QFD,VE,TRIZ,DRなどの技法を活用し,商品の開発計画を 策定する.これにより,商品開発プロセスについての理解を深めるとともに,商品企画,構想設計, 詳細設計などにおいて必要な方法論を習得することを目的とする.

経営デザイン概論
(学部1年)

事業経営上の問題とそれに対するシステム工学的解決の例を示し、経営システムデザインの内容を概説する。 また、最新の話題(トピックス)をとりあげ、経営デザインの場の広がりと社会的ニーズの高さを示し、当学科の専門分野の重要性を理解させる。

実験計画法
(学部3年)

実験計画法は、結果にばらつきのともなう実験において、一定の費用、時間の制約の下で 得られる情報をできるだけ大きくするような実験方法を与える数理統計学の手法である。 本講義では、実験計画法による各種実験方法について解説する。

卒業演習
​(学部4年)

卒業論文テーマの研究内容についてレジュメ等を作成して発表する。 特に、発表のときは、発表後に先生や先輩方の御意見を伺い今後の研究に繋げるための貴重な機会である。 研究の進め方、論文のまとめ方、プレゼンテーションの方法も身に付けることができる。

品質マネジメントシステム
​(大学院)

品質のよい製品・サービスを提供するための仕組みである品質マネジメントシステムとは何かに ついて解説する.また,品質マネジメントシステムの国際モデルであるISO9001シリーズ規格と それを基準文書とする審査登録制度についても解説する.さらに,製造業以外の業種について QMS活動のケーススタディを行い,業種によらず共通するポイント,業種による相違点等について 議論する.

クオリティマネジメント研究
​(大学院)

ある特定の商品を想定し,市場分析,QFD,VE,TRIZ,DRなどの技法を活用し,商品の開発計画を 策定する.これにより,商品開発プロセスについての理解を深めるとともに,商品企画,構想設計, 詳細設計などにおいて必要な方法論を習得することを目的とする.

品質マネジメント
(学部2年)

品質および管理の概念、品質管理に用いられる様々な技法、改善の進め方、TQM(Total Quality Management)、品質管理に関する最近の話題等について、実際の例をまじえながら講義を行う。

生産システム工学実験B
​(学部3年)

生産設備に関して、計画、自動化、信頼性の確保の問題を取り上げ、代表的な分析・計画手法、 自動化技術などについて例題を通じて学ぶ。さらに、生産システムで学ぶ技術がより広い領域で活用できることを、 オフィスワーク分析の例で理解する。

卒業研究(論文)
​(学部4年)

当学科の卒業論文は4年間の学習の総仕上げとして、各自が経営システム工学に関する一つの 主題を選定して研究し、論文にまとめて提出するものであって、審査合格することにより卒業 研究として認められる。論文作成にあたっては各々の主題に関係の深い教授が各人を指導し、 学生の知識の総まとめ、研究の向上に資すると同時に研究のまとめ方をもあわせて習得せしめるよう指導する。

利用品質設計
​(大学院)

消費生活用製品等においては,利用者視点の品質,すなわち利用品質(quality in use)が強く求 められる.利用品質を高めることは消費者の満足度を増し,選ばれる商品作りへとつながる. これを体系的に進めるプロセスが人間中心設計過程であり,この概念と実際について学ぶ.また, 利用品質設計の際に考慮すべき感性品質の分析に用いる感性工学手法について解説する.

クオリティマネジメント演習
​(大学院)

本演習では、クオリティ(品質)の達成に不可欠な技法である統計的方法を、具体的な問題に適用し,その結果や解釈について討議を行う。

名言集

 「サニブラウンの4乗で研究を進めてください.」

研究の進捗状況が悪い学生に対し,「急いでください」という意味で先生が放ったセンスのある例え指摘.1乗から6乗までレベルがあり,サニブラウンの6乗が最もヤバい.しかし,サニブラウンが速いというイメージを持つ人が少なく,ウケはイマイチであった.来年からはベン・ジョンソンの○○乗でいきましょう!
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